インスタグラムといえば、かつての「インスタ映え」という言葉の広がりに見られるように、写真映えする画像が投稿される「美しさを求めるソーシャル空間」というイメージが強く、ショッピングをする場というイメージはあまりない。しかし、現在インスタグラムはユーザーが商品を検索する「商品発見の場」になっており、ショッピングハブのような存在に進化しつつある。

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日本ではgoogleやAmazonで商品を検索するのがまだ一般的かと思いますが、インスタで商品を購入できる理由として、ストーリーと関連づけられるという点が最も大きな違いかと思います。購入物がはっかり決まっている商品はAmazonで購入した方が早くて楽なのですが、インスタ・ストーリーではその人や商品ができるまでといった背景もわかり、親近感が湧きます。

インスタウェブサイトによると、インスタのストーリー機能で発信され最も視聴されている画像の3分の1は企業アカウントが発信するコンテンツという。またインスタの企業アカウントのプロフィールを閲覧するユーザー数は、1日あたり2億人以上。60%のユーザーがインスタで商品を発見しているという。インスタ・ストーリーで商品を見た場合、その商品やブランドに対する興味が高まるとの回答割合は62%に上る。

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インスタの特徴はインスタ映えとも言われるビジュアルがユーザの注目を集められるSNSですが、商品が売れる場所となったインスタで商品の写真や動画の見せ方、キャプション(写真説明)でサービスを分かりやすく説明する技術が求められるようになったきたので、このキャプション制作に関連するフリーランス市場が活況しているです。

英語圏市場向けにキャプションを制作するフリーランサーが増えているとのこと。

英語圏市場向けにキャプションを制作するフリーランサーが増えているとのこと。

相場はキャプション5つで5~10ドルほど。rest of worldの分析では、パキスタンやバングラデシュ在住のデジタルマーケティング経験者らがフリーランサーとして、欧米企業から仕事を請け負っている。たとえば、パキスタンの22歳の女性フリーランサーは、米国、英国、スペインなどの企業向けにインスタ・キャプションを制作。5キャプションで5ドル、8キャプションで10ドル、30キャプションで15ドルという値段設定だ。

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良いサービスと高い技術を持ちながらなかなか知られない日本企業も英語サイトを用意せずともインスタ上で発信するだけで、国内外に魅力的な商品を紹介することができますが、アカウントすら持っていない企業が多いのが現状です。特に費用をかけずにターゲットを絞って情報発信ができるので、中小企業こそうまく利用できる媒体といえそうです。